ヴィナイオーリ・コントラ・ソアルダ (VIGNAIOLI CONTRA SOARDA)

ContraSoarda01ContraSoardaLogo世紀を超えて、世代から世代へと、ゴッタルディ一族は土地への献身によって歴史を築いてきました。天が与え、大地が享受し育てたものを、人が完成させるのです。

1904 年、ジョヴァンナとジョヴァンニ・バッチスタ・ゴッタルディ夫妻は“フレスカ”というバッサーノ近くの農場でこの地方の豊かな農作物を使い観光客向けに軽食を提供するようになりました。やがて60 年代になるとベッペとマルチェッロ・ゴッタルディが農場を家族総出でレストラン“ダ・プリエリン”に改装しました。1986 年からは現オーナーのグロリアとミルコ・ゴッタルディ夫妻が“ダ・プリエリン”を情熱と伝統への敬意と共に経営しています。料理はシンプルではありますがこの地の旬の食材を選び丁寧に注意深く、その良さを引き出すべく料理しています。そのおかげでレストランはバッサーノの典型的な食事を楽しめる最も重要なレストランのひとつとして知られるようになりました。

グロリアとミルコはワイン醸造に情熱を注ぎ、1999 年に夢を叶えてバッサーノ・デル・グラッパ村のすぐそばのサン・ミケーレに12 ヘクタールのブドウ畑を購入し“ヴィニャオリ・コントラ・ソアルダ”(醸造所)を設立しました。彼らが初めて販売したヴィンテージは2004 年。2006 年に品質管理が完璧に行えるワイナリーを完成させました。現在までのおよそワイナリーの畑や敷地はイバラや茂みに囲まれた自然の姿を残しています。2011 年にはレストランもサン・ミケーレのワイナリー敷地内に移し「プリエリン・エノターヴォラ」としてオープンしました。ミルコはゴッタルディ一族が長年培ってきた、農民としての土地に対する知恵を生かし、ワインや料理を土地の文化として発展させ、世界へ発信しています。プリエリン・エノターヴォラの料理と、ヴィナイオーリ・コントラ・ソアルダのワインの味わいは、互いに土地の産物として影響を与えあい、見事に調和しています。

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ワイナリーは自社畑の地下に建設しました。

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グロリアとミルコ、オーナー夫妻