温州ミカンについて |
中国の温州から渡ったみかん原種は約500年前に突然変異を起こし、日本の固有種である温州ミカンが生まれました。
温州ミカン乾燥粉末にはβ-クリプトキサンチンが特異的に多く含まれている事が判明しました。この成分は血中尿酸値を低下させ、メタボリックシンドロームの発症因子である内臓脂肪の低減作用がある事で注目されています。
乾燥粉末の特徴 |
<特徴>
β-クリプトキサンチンが豊富に含まれています。
β-クリプトキサンチンには尿酸値の低下、内臓脂肪の低減作用が知られています。
フラボノイドのナリルチンやヘスペリジンが含まれています。
これらの化合物には抗アレルギー作用があります。
チンピに含まれる成分との比較
β-クリプトキサンチン含量比較
β-クリプトキサンチンの供給源は一部の果物に限られていますが、日本人になじみ深い温州ミカンの皮に多く含まれています。
β-クリプトキサンチンについて
β-クリプトキサンチンは、柑橘系の果物の皮に多く含まれているカロテノイド色素の一つです。近年、多彩な健康機能が期待される成分として注目されています。
蒸留エキスの特徴 |
<特徴>
温州ミカンの良い香りを保持しています。
主成分は香り成分のリナロールとテルピネオールです。リモネンは入っていません。
GLCクロマトグラム
期待される用途
ミカンジュースに添加し、風味を増加させることが出来ます。
温州ミカン蒸留エキスに温州ミカン乾燥粉末を添加することにより乾燥粉末の機能性を付加した健康食品への展開も考えられます。