二酸化炭素排出量の推移

白井松新薬(株)滋賀工場のCO2排出削減の取り組み

年度 削減目標 実績
(kg-CO2)
前年比増減
(kg-CO2)
前年比
(%)
評価
2004 345,967
2005* 前年実績の0.4% 214,653 -131,314  62.0% 目標値を達成。前年比38%削減。
2006* 前年実績の30% 113,549 -101,104  52.9% 目標値を達成。前年比47.1%削減。
2007* 前年実績の1% 129,101 15,552  113.7% 目標未達成。前年比13.7%増。
2008 前年実績の1% 125,952 -3,149  97.6% 目標値を達成。前年比2.4%削減。
2009 前年実績の1% 102,348 -23,604 81.3% 目標値を達成。前年比18.7%削減。
2010 前年実績の1% 103,843 1,495 101.5% 目標未達成。前年比1.5%増。
2011 前年実績の1% 102,408 -1,435 98.6% 目標値を達成。前年比1.4%削減。
2012 前年実績の1% 105,367 2,959 102.9% 目標未達成。前年比2.9%増。
2013 前年実績の1% 155,250 49,883 147.3% 目標未達成。前年比47.3%増。
2014 前年実績値以下 176,827 21,577 113.9% 目標未達成。前年比13.9%増。
2015 前年実績の0.5% 168,502 -8,325 95.3% 目標値を達成。前年比4.7%削減。
2016 前年実績の1% 183,142 14,640 108.7% 目標未達成。前年比8.7%増。
2017 前年実績の1% 188,870 5,728 103.1% 目標未達成。前年比3.1%増。
2018 前年実績の10%増内に抑える 203,393 14,523 107,7%  目標値を達成。前年比7.7%増。
2019 前年実績の10% 170,331 -33,062 83.7%  目標値を達成。前年比16.3%減
2020 前年実績の16% 153,454 -16,877 90.1%  目標未達成。前年比9.9%減。
2021 前年実績の20%増内に抑える 176,951 23,497 115.3% 目標値を達成。前年比15.3%増。
2022 前年実績の43.3% 103,488 -73,463 58.5% 目標未達成。前年比41.5%減。

*印・・・2005年度~2007年度まで、滋賀県大気環境への負荷の低減への取組を実施しました。
備考:2013年度からCO2排出実績が大幅に増えている主な原因は、排出原単位(関西電力)が大幅に引き上がったことによるものです。

【弊社のCO2排出削減の取り組みについて】

白井松新薬(株)滋賀工場は、2004年(平成16年)12月21日付で、滋賀県大気環境への負荷の低減に関する条例第25条第1項に基づく大気環境負荷低減計画を滋賀県知事に提出し、2005年4月から2008年3月までの3か年計画による温室効果ガス及びばい煙などの低減に取り組んできました。

  • 2005年度には、空調システムをボイラーから省エネ・エアコンに切り替えるなどして、省資源化・省エネ対策を行い、CO2、NOx、SOx、ばいじんなどの大幅削減を行いました。
  • 2007年度は、設備の稼働増に伴い前年度比13.7%増となりましたが、3か年計画の全体の取組においては、大幅な二酸化炭素の削減を達成しました。
  • 2008年度は、5月9日付で滋賀県知事に大気環境負荷低減計画目標達成状況報告書を提出しております。
  • また、2009年度は、12月21日付で滋賀県庁知事室においてCO2排出削減モデル事業所の協定を嘉田由紀子知事と締結しました。
  • 2010年度は、常時使用する箇所の照明器具の改善(インバーター化など)及び精製水循環ポンプのインバーター化などの省エネ対応を行いました。
  • 2012年度は、当社の電力購入量は前年対比1.1%減となりましたが、関西電力(株)では原子力発電が大飯原子力発電所の稼働のみとなり、火力発電所などへの大幅な負担増の影響で、CO2排出原単位が大幅に大幅に引き上がったことが、CO2排出量の前年対比2.9%増の要因となりました。
  • 2013年度は、5月1日より関西電力が平均9.75%の電気料金の大幅な引き上げを行いました。排出原単位も0.000311t/kwhから0.000450t/kwhへの大幅増となり、また、生産活動が増えたことや空調機等の稼働増もあり削減目標を達成することができませんでした。
  • 2014年度については、年間電力使用量の目標を345.0千kwhとし、実績は343.6kwhで目標を達成しました。CO2排出目標は、前年度実績値155,250kg-CO2/kwhに設定して取り組みましたが、実績は176,827kg-CO2/kwhとなり未達成でした。
    これは、排出原単位が0.000450t/kwhから0.000514t/kwhと大きく増えたことが主な原因といえます。
  • 2015年度は、電力使用量の目標を341.9千Kwh(前年度比0.5%減)とし、実績は322.8千kwh(前年度比6.0%減)となり目標を達成しました。CO2排出目標は、175,943kg-CO2/kwh(前年度比0.5%減)で取り組み、実績は168,502kg-CO2/kwh(前年度比4.7%減)と目標を達成することができました。
  • 2016年度は、電力使用量の目標を319.6千Kwh(前年度比1%減)とし、実績は344.9千kwh(前年度比6.8%増)で未達成でした。CO2排出目標は、166,817kg-CO2/kwh(前年度比1%減)で取り組みましたが、実績は183,142kg-CO2/kwh(前年度比8.7%増)となり未達成に終わりました。
    また、2017年2月より関西電力(株)からオリックス(株)へ電力購入を切り替えております。
  • 2017年度は、電力使用量の目標を341.5千kwh(前年度比1%減)とし、実績は343.4千kwh(前年度比0.4%減)となり、目標に対して1.9千kwhの増となり未達成でした。
    CO2排出目標は181,311kg-CO2/kwh(前年度比1%減)で取り組みましたが、実績は188,870kg-CO2/kwh(前年度比3.1%増)となり未達成でした。排出原単位は、0.000550t-CO2/kwh(2017年度)から0.000577t-CO2/kwh(2018年度)に増えております。
  • 2018年度は、受注増による機械設備の稼働増が見込まれたため、電力使用量の目標を370.9千kwh(前年度比8%増内)としました。実績は352.5千kwh(前年度比2.6%)で目標を達成しました。CO2排出目標は、207,757kg-CO2/kwh(前年度比10%増内)として、取り組んだ結果、実績は203,393kg-CO2/kwhとなり目標を達成しました。
  • 2019年度は、受注減が見込まれたため電力使用量の目標を324.3千kwh(前年度比8%減)としました。実績は、305.8千kwh(前年度比13.2%減)で目標を達成しました。CO2排出目標は183,053kg-CO2/kwh(前年度比10%削減)として取り組んだ結果、実績は170,331kg-CO2/kwh(前年度比16.3%削減)となり目標を達成しました。
  • 2020年度は、電気使用量の目標を296.6千kwh(前年度比3%減)として取り組んだ結果、実績は316.4千kwh(前年度比3.5%増)で未達成となりました。CO2削減目標は、143,078kg-CO2/kwh(前年度比16%削減)として取り組み、実績は153,454kg-CO2/kwh(前年度比9.9%減)となり未達成でした。電気使用量増の原因は、順調な受注により機械設備の稼働率が上がったことや、新型コロナウイルス対策として事務所、エントランス、会議室等の扉を開放したまま空調設備を稼働させたことなどが挙げられます。
  • 2021年度は、電気使用量の目標を313.2千kwh(前年度比1%減)として取り組んだ結果、実績は298.4千kwh(前年度比5.7%減)で目標を達成しました。CO2削減目標は、今年度のCO2排出原単位が22.3%増のため、184,145kg-CO2/kwh(前年度比20%増)として取り組んだ結果、実績は176,951kg-CO2/kwh(前年度比15.3%増)で目標を達成しました。
  • 2022年度の電気使用量の目標は、前年度実績の1%減とし、二酸化炭素排出量はCO2排出原単位が前年度に比較して43.3%減となるため、CO2削減目標についても43.3%減の数値に設定しています。
  • 2022年度の電気使用量の目標を295.4千kwh(前年度実績の1%減)として取り組んだ結果、実績は308.0千kwh(前年度比4.3%増)となり未達成であった。CO2排出削減目標は、100,331kg-CO2/kwh(前年度実績の43.3%減)として取り組んだ結果、103,488kg-CO2/kwh(41.5%減)と未達成であった。
  • 2023年度の電気使用量の目標値は前年度実績の1%減とし、二酸化炭素排出量の目標値は今年度の電力使用量の目標値に今年度の排出原単位299kg-CO2/kwhを乗じた数値を目標としています。

白井松新薬株式会社 滋賀工場